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DynastyOfficialBLOG 「3つの意味でのストレッチ」菊地香緒里

       
アーチェリー記事

3つのストレッチ_菊地香緒里_オフィシャルブログ

こんにちは。菊地香緖里です!

前回のブログでは私の生い立ちと競技経歴を書かせて頂きました。

今回は ストレッチ についてお話ししたいと思います。

皆さんは、練習前や運動後にストレッチを行っていますか?

練習の最初から正しい動きで弓を引けるようにしていく為には、まずストレッチを取り入れることをお勧めします。

私は、普段からこの”3つの意味”でのストレッチを取り入れていました。

3つのストレッチ

1,準備運動の為のストレッチ
2,クールダウンの為のストレッチ
3,身体のメンテナンスのためのストレッチ

 

私がアーチェリーを始めたのは高校生からなのですが
正直、始めた当初は流れに乗ってやっているだけのかなり雑なストレッチでした。

高校生の頃は、部員全体でのストレッチは行っていましたが
個人練習になったらクールダウンをしない事も多かったです。

しかし
「インターハイで優勝したい!」と思って練習量が増えてきた頃
毎日すごく身体が痛かったり、疲れが取れなかったり。
そして段々と疲労が蓄積して手首に痛みを感じ 腱鞘炎 になりました。

痛みと戦いながらもテーピングを巻いて補強し、練習や試合に望んでいました。

上手くなりたくてもっと練習を頑張りたいのに、思い通りに身体が動かない…
沢山本数を射つ事も出来ず… 日常生活でも痛い…。

毎日指導していただいていた先生から「ストレッチしっかりしてよ!」と何度も言われていたのですが
怪我をしてから本当の意味で“ちゃんとやらなきゃ駄目だな”と身をもって学んだのです。

アーチェリーを初めてまだ2~3年で、荒削りで射ち形の癖が強かったのもありますが

・競技者としての必要な筋肉がついておらず、身体が出来上がっていなかった事
・ストレッチを怠った事での疲労蓄積

 

この要因が重なってしまった結果かなと思います。

そして

準備運動の為のストレッチ

クールダウンの為のストレッチ

を大切に意識して行うようになりました。

私自身、朝から練習を始める時に
身体が固かったり頭が働かなかったりする事が多いんです。

特に寒い日や冬場は手足も冷えていて、いきなり身体を動かそうとすると怪我をしやすくなります。

練習前に動的ストレッチ(身体を大きく動かす動作)を行うことで
筋肉を暖めて動きやすくする事ができ、スムーズに練習に入れます。

そして、怪我の予防にも繋がります。

私の場合は軽い ジョギングやジャンプ
腕を回したり足を回したり手首をグルグル回したり… などを行います。

動かす部分、伸ばしたい筋肉をしっかり意識しながらストレッチをするように気をつけています。

また、アーチェリーは長時間立ちっぱなしになるので
下半身も動かしておく事でしっかり地面を捉えてバランスよく立つ事が出来るようになります。

トップ選手をよーく見てみると
試合会場でも行射の前にはそれぞれが 準備運動 をしている姿が見られます。

共通しているのは
普段の練習の時と同じように準備運動をしていることです。
人によっても体操の種類は様々なので、是非試合会場で観察してみてください!

経験談としては
準備運動をしてから射つ時と、準備運動をしない時では
特に背中の可動域がかなり変わります。なので射ち方も変わります!!

最初から正しい動きで射つ為には、準備運動は欠かせないな~と感じます。

そして、行射前の準備運動と合わせて 練習後のストレッチ もしっかりと行います。

練習した後には、筋肉が疲労しているのと熱を持っているので

・身体に疲れを残さない為に
・身体が冷めないうちに

 
筋肉をゆっくりじっくり伸ばしていく静的ストレッチを行います。

例えば、両手を真上に上げて伸びをして左右に身体を倒してみたり、伸脚だったりです。

私は疲労した身体をそのまま放置すると、身体が冷めた時に筋肉が固まってしまって
次の日の肩の動きが悪かったり筋肉痛やガチガチ肩こりになります。辛い~…😂

練習が終わってから早いうちにストレッチを行い、疲労した筋肉や骨を元の位置へ戻してあげる事で、
次の日のコンディションを整える事が出来ます。

過去にYouTubeにストレッチ動画を上げていますので 是非参考にしてみてください!
(必死に我が家で頑張って撮ったやつです🙈)

 
そして、もうひとつ大切にしているストレッチが、

身体のメンテナンスのためのストレッチ

  です。

これは
②クールダウンの為のストレッチ とも似ているのですが
トレーニングも含めて身体のバランスを整えたり怪我の予防の為に、競技を離れた日常生活でも行っています。

練習前後のストレッチだけではどうにも身体が整っていなかったり、動きが悪かったりする時に
マットやストレッチポールを使って寝転んだ体制で時間をかけて筋肉をほぐすようなストレッチを行っています。

時間がある時にはヨガなども取り入れています。

これは疲れを取るためのストレッチですが
筋肉がほぐれて身体がリラックス出来るようになり、 気持ち的にもスッと落ち着けるようになって良かったので
大学生の終わり頃から 積極的に行うようになりました。

以上の3つのストレッチを取り入れるようになってからは
大きな怪我もなく、自分の身体を労りながら練習に励む事が出来ています。

アーチェリーは身体の全身を使うスポーツなので
しっかり身体のケアをしながら楽しく長くプレー出来るようにしていきたいですね😌

 

 

ストレッチの必須アイテム!! ストレッチバンド


 

また次の投稿でお会いしましょう!
Yurika