佐々木さんのブログです!
不破さんも現役時代はしていましたか?
おなかを下すからラーメン禁止とか!!笑
ラーメン控えたら痩せそう!
では、佐々木さんのピーキング講座です♪
こんにちは!
Dynasty Premier Playerの佐々木淳二です。
夏も近づいてきて本格的にアウトドアシーズンを迎えていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
社会人アーチャーの方の多くが、秋に開催される大きな大会に向けて練習されているかと思います。
その中でも、まずは県選手権やブロック大会を目標にしている方も多いのではないでしょうか?
アーチェリーは色々な楽しみ方がありますが
せっかく競うならまずは自分の住んでいる地域で 一番になってみたいですよね!
今日は大事な試合で結果を出すための ピーキングについて
社会人アーチャー目線でお話ししてみたいと思います!
(あくまでも一選手の意見になりますのでご了承ください)
■ピーキングとは
まず「ピーキング」とは、大事な試合にピークを持っていくこと。
つまりコンディションを最高の状態に近づけて試合に臨むことです。
フィジカル、疲労、栄養、メンタルなど色々な面からアプローチしていきます!
■ピーキングの前に注意したいこと
ピーキングは前述したように体のコンディションを整えていくためのもので、勘違いをしてはいけないのが
✕「ピーキングによって点数が上がる」
〇「ピーキングによって自分の実力がきちんと発揮できる」
ということです!
「660点を射てる人が試合で660点をきちんと出す方法」です。
アーチェリーは積み重ねの競技です。
稀に大きな大会で点数が跳ねる人もいますが、基本的に1年間のシーズンを通して積み重ねた技量以上の点数は出ません。(厳しいですが)
大きな大会で成績を出すために大事なのは、当たり前ですが「日々の練習」です!
■テーパリング
試合に向けて質は落とさず、練習量やトレーニング量を減らすことで疲労を抜いていく方法です。
ただ、社会人アーチャーの多くは週末のみの練習ですし、普段からハードに筋トレをしている人も少ないと思います。
その状態でテーパリングをしてしまうと単純に練習量がゼロになってしまうので、練習を減らす必要はないと思います。
むしろテーパリングすべきは残業です。
社会人アーチャーの体力を削る要素のほとんどは仕事ですのでなかなか難しいかもしれませんが、
大事な試合が近くなってきたら仕事量を調整するのが最も疲労を抜くことができるでしょう。
逆に気をつけなければいけないのが大きな大会の前に追い込み練習をすることです。(結構よく見かけます)
大きな試合前に練習量を急激に増やすと、疲労は溜まりますし怪我のリスクも高くなるので良いことはありません!
焦る気持ちはわかりますが、大会の一ヶ月前に追い込んで練習しても残念ながら点数は出ません。
先ほども書いたように大事なのは 「日々の積み重ね」です!
ちなみに
〇テーパリング中の練習強度は保つこと
このように行われます。練習量が普段から多い方は試してみると良いかもしれませんね!
■グリコーゲンローディング
試合時間が長い持久系のスポーツの場合(アーチェリーも持久系?)
身体の主なエネルギー源である体内のグリコーゲン量(炭水化物、糖質量)によって疲労度が変わってきます。
一般的には試合の3日前から高糖質食に切り替えて、食事全体の糖質の割合を70%-80%に持っていく方法が取られます。
ですが、これはマラソンやトライアスロン、サッカーなど強度が高いスポーツのアスリートが行うもので
アーチェリーにそのまま当てまるとは限りません。
アーチェリーの場合、どの量が正しいのかは正直わかりませんが、
私の場合は大会三日前くらいからご飯や麺類を大盛りにする、間食に焼き芋を食べるなどして糖質の比率を増やしたりします。
注意点としては 「1日の総摂取量の比率を変える」ということで
普段の食事+炭水化物を摂りまくると、当たり前ですが太ります。
食事に関しては個人差が大きいので、少しづつ試してみてください。
また、試合前、試合中のローディングをきちんと行うと疲労度が少なくなります。
試合開始1時間前にゼリー飲料でエネルギーを補給
試合中はハイポトニック飲料などで糖質を補給し続けています。
これは最後まで元気に弓を引けるのでおすすめです!
また、夏は体力の消耗が激しく熱中症の危険もあるので塩分補給もきちんとしましょう。
■まとめ
今回はピーキングの手法のうち、メジャーなテーパリングとグリコーゲンローディングについて書きました。
簡単に言うと「試合までに疲れを残さないでちゃんと栄養取ろう!」ということですね!
これであれば仕事が忙しい社会人アーチャーも試しやすいと思います。
最後に、、、
大事な試合の前に万全を期してやりがちなのが、、、
〇普段シャワーしか浴びない人が試合前だけ湯船に浸かる」
〇「普段マッサージをしない人が試合前だけ整体に行く」
〇「普段ストレッチをしない人が大事な試合の日だけストレッチをする」
などです!!
これをやってしまうと筋肉の張りなどの状態が変わりすぎて、フォームや力の入り具合が変わってしまうのでおすすめしません。
やるなら普段の習慣から変えていきましょう!
メンタルについては、それだけで何記事も書けてしまうぐらいなので…
また別の機会に書きたいと思います!!
皆さんが試合で1点でもスコアが上がることを祈っております。
少しでも参考になれば幸いです。
それではまた次のブログでお会いしましょう~
とっても大切なことですね!
それではみなさんまたお会いしましょう!
\次回もお楽しみに/
Dynasatyスタッフおすすめ☆リムセーバー!
現日本チャンピオンで日本記録保持者(50mラウンド707点)。北海道出身。地元・札幌でコンパウンドを始め、活動拠点を東京に移したのち50mラウンド700点アップ、複数回のトーナメント日本記録タイ記録、インドアホワイトバッジ取得と、名実ともに日本を代表するトップ選手のひとりとなる。2020年に全日本ターゲット選手権で初優勝を飾ると翌2021年に連覇を果たした。2021年10月の記録会にて、これまで6年間破られなかった50mラウンド日本記録704点を一気に3点更新する707点を記録、日本中に大きな衝撃を与えた。
Dynastyではアートディレクターとしてデザイン監修も務め、サマーシュートキービジュアルほか、ポップで明快かつ個性的なデザインで業界内外の信頼を集めている。
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Yurika