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DynastyOfficialBLOG 「上手な選手がやっている事 」菊地香緒里

       
アーチェリー記事

こんにちは!菊地香緖里です。

アーチェリーを始めて、このブログを読んでくださっている皆さんの中には、「もっと上手くなりたい!」とか「上手くなるためには何をしたらいいんだろう?」と思っている方も多いのではないかと思います。

今回は、私が長年アーチェリーを経験してきた中で感じた「上手な選手がやっている事」についてお話したいと思います。

私は高校、大学、社会人において様々な場所やチームで活動をしてきました。
その中では、ありがたいことに国内外で活躍する選手やオリンピック選手、メダリストとも一緒に練習をしたり、試合に出場させていただく機会が多くありました。

トップレベルの学校や世界大会の中でも、様々な選手がいます。
多くの選手の中でも、「日本一を目指す」、「世界でメダルを勝ち取る」といった上位に食い込んでいくような選手は周りと同じ練習メニューをこなしていても“何か違うな“と感じさせるオーラがあります

そのような選手を見ていて、トップで活躍するような選手達の取り組み方には特徴があるように感じます。

私が感じる「上手な選手の取り組み方の特徴」を少しだけご紹介したいと思います。

目の前のことに一生懸命取り組む

上手な選手は、共通して「目の前の事に黙々と一生懸命取り組んでいます」。

それは先ほどお話しした中で出てきた、練習の時に周りと同じメニューをこなしているはずなのに“何か違う“と感じさせる雰囲気にも繋がっているのではないかなと思います。

目指す目標を定め、こつこつと努力を重ね、「今、自分が取り組むべきこと」に目を向け、ひたすら突き進むことが出来る人がトップの選手には多いです。
決められたことをしっかりとこなし、その上で「足りないな」と思うことがあればプラスして上乗せする努力をする

そんな人達だからこそトップで結果を出し続けられるのだろうなと思います。

上手い選手をよく観察する

上手な選手は、よく「周りを見て」います
自分より少しレベルの高い人や、目指している選手などをよく観察し、目指す人が「どんな練習をしているか?」、「何を考えているか」、「上手い人はどこを見ているのか?」を探し出そうとしています

私が卒業した近畿大学は当時から沢山のオリンピック選手を輩出している学校だったのですが、入学当時は部員も沢山いる中で自分が埋もれてしまうのではないか…と思っていました。
そんな沢山の人の中でも、「オリンピックに出たい」という目標を叶えるためには、「オリンピックにより近い人の側で練習すればもっと学ぶ事が多いのでは?」と思いました。

最初はかなり勇気が入りましたが、隣の的で射たせてもらったり、時には同的をお願いして一緒に点取りをしてもらったりする事もありました。
トップ選手の側で練習していると、射形を見て学べるだけでなく、直接話を聞きやすいなど学べる量が格段に違います。
また、道具をチェックするタイミングや、休憩の度合いなどもとても参考になります。

そして、私が目標にしている選手もまた更に上のレベルの選手を見ているのです。
誰かに教わる以外にも、上手い選手をより近くで観察することも自分が上手になるために必要な練習であるなと感じます。

また、トップ選手ほど、色々な人から自分が「見られる立場」でもある訳ですね。
もしかしたら、知らないうちに自分が“誰かの目標となっているかもしれない“ことを理解し、練習だけでなく生活面も含めて丁寧に意識をして行動していきたいですね。

人や道具を大切にする

アーチェリーは道具を使うスポーツです。
道具が無ければ競技ができません。

トップ選手は、弓を組み立てる時、練習の時、休憩の時、試合の時、片づけの時、全てに細心の注意を払って道具を扱っています。

弓具にはパーツが沢山ありますが、ネジ1つにしても「きちんとついているか」、「壊れる予兆はないか」など日々チェックを怠りません

小さなヒビや道具の不調がミスに繋がったり、時には大きな事故に繋がってしまう可能性もあります。
ひとつひとつの道具を丁寧に扱い、大切にする事ができないと上達は難しいです。

また、道具だけでなく自分自身や周りの人のことも大切にします。

スポーツはルールがあり、相手があることで成立します。
チームメイトやコーチ、対戦相手、審判、役員、応援してくれる家族など周りの方々を思いやり、尊敬し合い、敬意を払って接する事ができることがスポーツマンとしても人としても大切な事です。

競技が上手いだけの選手ではなく、人としても目指したいと思われる選手は沢山の人に応援してもらい、勝った時には讃えてもらう事ができるのだと思います。

自分自身、そして周りの人々を大切にしていくことが上手くなるためにも、一人のアーチェリー選手としても大切な事です。

多くの人から「応援したい!」「あなたみたいになりたい!」と思ってもらえる選手になれるよう、自分自身の高みを目指して頑張っていきたいですね!

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この記事を書いた人


菊地香緒里

プロフィール画像提供:株式会社レオ・プランニング

旧姓:川中。2012ロンドンオリンピック銅メダリスト。70mラウンド元日本記録保持者。
鳥取県出身。近畿大学卒。米子南高校入学とともにアーチェリーを始める。高校生のころ、インターハイ団体と国体で優勝。近畿大学進学後、ロンドンオリンピックで日本女子史上初のメダル獲得を果たす。
卒業後は株式会社ミキハウスに所属し、世界室内で団体優勝、リオデジャネイロオリンピック出場、アジア選手権団体3位、全日本選手権優勝等。退社後はジュニア選手の指導や運営スタッフとして等、競技の普及や発展に尽力している。